よくある質問

PL-500

Q1.3%~10%迄使う量に差があるのは

PL-500は速効性高い洗浄性があります。その効果をすぐに体感するには、8%~10%が必要です。 ただし、エンジン内部にカーボンやスラッジなどが多量にたまっていますと、それを一気に洗い落としてしまう事による弊害がでる可能性があります。 通常の5%注入ですと若干時間がかかります(200Km-300km位走行する迄)。 最低量の3%ですと、ATや、LSDを除いて、ある程度の時間が必要です。ですから注入量は使用する車両の状態によって変える必要があるのです。

Q2.初めて注入する時には、オイルフィルタ-の交換は必要?

基本的には、注入するエンジンにカーボンやスラッジ等がどれだけ溜まっているかによります。PL-500には、高い洗浄力があります。カーボンやスラッジ等がたくさん溜まっているエンジンは、初回の注入で汚れをかなり落としますので、フィルタ-が詰まってしまう可能性があります。オイルメンテナンスが行き届いていない車両は、交換されることをお勧めします。

Q3.効果はどのくらい持続するの?

PL-500は、金属摩擦の強さによって、反応の強さが違うという独特の作用をします。摩擦の起きている部分によって、出来上りの金属面が違うのです。小さな摩擦しか起きていない部分では、それに耐える面を作ればよいですし、大きな摩擦が起きている部分では、その力に耐えられるしっかりとした金属面を形成します。大抵、一度処理をされた金属面は一定の状況がそろえば相当な期間維持されます。

Q4.オイル交換のたびに注入する必要があるの?

一般的に道路を走っていれば突然の加速や減速など、車両に負荷がかかる場面に遭遇することは多いと思います。 Q3の続きになりますが、少しの摩擦に耐えられる金属面にそれ以上の大きな力が加わったら磨耗してしまいます。 しかし、そんな時でもPL-500を注入していれば、即反応を開始し、最小限の磨耗で済むように処理をします。いつどんな状況になっても保護できるように、安心のために常時注入をお勧めしています。

Q5.新車から使っていいの?

車やバイクに限らず、工業製品であれば初期摩耗があると思います。新車から乗り出して全体的に馴染むまで、必ず各部で摩耗は起こりますから、新車から PL-500 を使用すれば、使用しない場合に比べて、摩耗を最低限に抑えることができるので、全体的に荒れの少ない、しっかりした油膜のできる金属面を形成しますから、非常にお奨めをしています。

新車から注入し続けたエンジンと注入せずに乗り続けたエンジンを、およそ2万Km走行時に比べてみたところ、エンジンの吹き上がり、パワ-、音も随分と違う印象を受けた例もあります。走行距離が延びれば延びるほど、明らかにその違いを感じ取ることができるはずです。

Q6.そんなに摩擦を減らす効果が高いならオイルも長持ちするし、オイル交換は必要ないのでは?

PL-500 は、金属表面処理能力(メタルトリートメント)以外にも、使用するオイルの基本性能を上げる効果もあるので、少しだけオイルの寿命を延ばすことも可能です。しかしオイルの役割は摩擦や摩耗を減らすことだけではありません。特にエンジンオイルはそれ以外にも洗浄、冷却、防錆、密閉等、いろいろな役割があります。そしてそれは乗っても乗らなくても必ず劣化していき、徐々にその役割を果たせなくなっていきます。ですから PL-500 を注入していても定期的なオイル交換は必ず必要です

Q7.エンジン、ミッション、デフ、オートマ、おまけに工作機械に迄使える。これ一本で本当に?

本当です。何故ならば PL-500 は金属同士の大きな熱と圧力を伴う摩擦(局所的な境界潤滑状態)が起きている箇所にだけ反応します。この事がまず重要なポイントです。そしてもう一つ、それぞれの箇所に使われるオイルは、そのほとんどがべ-スオイルが鉱物油か、合成油、またその両方を混ぜた半合成油(部分合成油)です。あとは、それぞれの用途に合わせて、粘度を合わせ、添加剤を調合をします。ということは鉱物油や合成油に相性が良く、加えられている添加剤と ”悪さをする反応” が起こらない様にすれば、すべてに使えるわけです。それができたからこそ、これ一本で多用途に利用できるのです。

Q8.バイクなどの湿式クラッチの場合、クラッチはスベらないの?

PL-500 には固形物が一切含まれていません。固形物が含まれているものは、それがオイルとともにクラッチプレートの間に入り込むと、クラッチをつないでもわずかに残った固形物がコロの役割をして、少なからず滑りが発生してしまいます。 なのでバイクなどの湿式クラッチだけでなく、オートマチックトランスミッション、機械式LSD等にも問題なく使用できます

ただし、消耗や経年劣化によってクラッチプレート等が大きく摩耗していたり、圧着圧力が低下していたりしてクラッチが滑りかけているような車両ですと、 PL-500 のオイルの基本性能を上げる効果により、それがより酷くなることがあるので、注意が必要です。

Q9. PL-500 を使う場合、車両において特に注意する点は何?

ご使用される車両が良好な状態で、常に適切なメンテナンスをされているのなら、問題なくご使用いただけます
しかし、特に注意していただきたい一般的によくあるケースをご紹介します。

イ:注入する箇所のオイルが劣化していないか?

注入する箇所のオイルが劣化していると、せっかく PL-500 を注入しても体感できる効果はうんと少ないものになってしまいますし、初回注入時は汚れがたくさん落ちるので、オイルがその汚れを取り込めなくなってしまいます。必ず新品の良いオイルに換えてから注入してください。

ロ:シールやパッキンが痛んで、オイル漏れや、にじみがないか?

特にエンジンやミッションに多くみられますが、経年劣化によって各部のオイルシールやパッキンが痛んでいて、その隙間にスラッジや汚れが溜まりオイルの漏れを防いでいたり、にじみを押さえていたりするケースがあります。PL-500 は高い洗浄力がありますので、こういったところの汚れを洗い落としてしまうことで、オイルシールやパッキンからオイルが漏れ出すことがあります。 PL-500 はシール類やパッキン類を攻撃してしまうことはありませんが、注意が必要です。

ハ:潤滑方式がドライサンプ式の車両ではないか?

スポーツカーや一部のオートバイで使われているドライサンプ式の車両では、 PL-500 がオイルに比べて比重が大きいため、オイルタンクにそのまま注入するだけですと、オイルと上手く混ざらずにタンクの底に溜まったままになってしまうことがあります。そうすると、せっかく入れていただいても効果を十分に発揮することができません。ですから、特にドライサンプ式の車両は、オイルタンクに入れる前に必ずオイルジョッキか何かであらかじめオイルと PL-500 を十分に混ぜ合わせてからオイルタンクに入れて下さい。

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